自分の愛車のエンジンオイルを交換しようかと、思ったことはありませんか?
最近はお店でも比較的安くオイル交換出来たり、やってみたいけどそもそも交換方法が分からないので躊躇している人も多いと思います。
今回は自動車整備士の観点で、ユーザー自身でエンジンオイルを交換するメリットとデメリットを比較しましたので参考にしていただければと思います。
エンジンオイル選び方については以下の記事も参考にしてみてください
自分で交換するメリットは?
- 車の維持費を節約できる
- 愛車を長持ちさせることが出来る
- 愛着がわく
維持費を節約できる
実際のオイルの1ℓ当たりの単価はそれほど高いものではありません、しかしカー用品店などで交換すると1万円弱くらい支払うことがほとんどではないでしょうか? 安い場合でも¥5000~¥6000位するのではないでしょうか? こだわったオイルを入れたい場合はなおさらです。
しかし自分でオイルを購入し交換する場合はかなりの費用を抑えることが出来ます。
どれほど金額が異なってくるのか計算しました。 オイルエレメントはオイル交換2回ごとにエレメント1回交換する計算となっています。
100%化学合成の高級オイルの場合
GULF No1Pro 5w-40
18L缶 | ¥15000 |
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1L / 単価 | ¥890 |
1回分の単価 | ¥3560 (4Lの場合) |
オイルエレメント | ¥1000 |
1回あたりの平均 | ¥4060 |
標準オイルの場合
キャッスル エンジンオイル SN 0W-20
18L缶 | ¥8600 |
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1L/ 単価 | ¥478 |
1回分の単価 | ¥1912 (4Lの場合) |
オイルエレメント | ¥1000 |
1回あたりの平均 | ¥2412 |
いかがでしょうか? 十分信頼できる標準的なオイルを使用した場合¥2500円以下に交換費用を抑えることが出来ます。
愛車を長持ちさせることが出来る
- 自分で交換する場合、店舗に持っていく必要がありませんので、ベストなタイミングで交換することが出来ます。
- さらに安価に高性能オイルを使用することが出来ますので、継続して高性能オイルを使用することができ、愛車のエンジンにも優しいと言えるでしょう。
愛着がわく
- 自分の車を自分でメンテナンスすればするほど、車のコンディションが分かってきますので当然ながら愛着がわいてきます。
- そうなるとさらに車をいたわることにもつながりますので、車への負荷が少なくなれば、故障の原因となるものも減少し、維持管理を安く抑えることが出来ます。
デメリット
しかし、自分で交換するデメリットもあります。
- 廃油の処理が面倒
- 手間がかかる
- 18L間の場合、保管場所が必要
しかし、廃油処理に関しては廃油パックを使用することもできますし、ガソリンスタンドでも無料で引き取ってくれるところもあります。
あとは廃引き取り業者に依頼すれば大丈夫ですがその場合はある程度廃油の量が必要だったりするかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
オイル交換を自分で行うことの大きなメリットは維持費を大きく削減できることにあります。
もちろんオイルの選定や、実際のメンテナンスの時間、廃油の処理など手間もありますが、慣れてしまえば苦になるものではないと思います。
これを機に皆さんもぜひ愛車のオイル交換に挑戦してみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。