純正HIDだと明るさの点で物足りなさを感じている方も多いのではないでしょうか?
今回、純正HID35wから社外HID55wへ ハイワッテージキットを取り付けてみたので、簡単な取り付け方と交換後の明るさの感想をレビューしていきます。
2級自動車整備士として約20年に渡り、車に関わってきた者としての観点で情報をお伝えします。私自身まだまだ勉強すべき事が沢山ありますが、参考にしていただければ幸いです。
- ヘッドライトが暗くで困っている
- HIDが付いているんだけど、暗くなってきた気がする
交換に至った経緯
今や、車の純正ヘッドライトはハロゲンからHIDへ、HIDからLEDへ、さらにはレーザービームなるものまで出てきており、と時代と共により明るくかつ省電力な光源へと進歩している状況です。
とはいえ、街中を走っている車は当然ながら全ての車両が最新のヘッドライトシステムがついているわけではなく、多分に漏れず私の車も2世代前?のなるでしょうか、30プリウスは純正 HIDシステムになります。
このHIDシステムも、新車当時は明るかったのでしょうけれども、時経つうちに劣化し光量が落ちてくるものです。
夜走っている時、暗い気なーと感じておりました。 というのも、セカンドカーのLA100のムーヴには片側2灯式のLEDヘッドライトが搭載されておりこれがまた明るい!
比較できるものがあったので、メインカーのHIDの暗さというものに気づきました。
HIDシステムは長寿命で知られていますが、経年劣化で光量が落ちて(暗くなって)しまいます
明るくする方法
どうしても明るくしたかったので色々調べた結果、ヘッドライトを明るくする2つの方法にたどり着きました。
上位グレードの純正LEDに交換
まず一つ目の候補が、LEDに交換するというものでした。
30プリウスには、LEDヘッドライトを装備したグレードがあり、しかも片側2灯式で見た目もカッコイイ!
調べてみるとLED2灯式は明るいとの口コミが多かったです。
基本的にはLEDライトよりも、HIDライトの方が明るいですが
ヘッドライト1ユニットにつき、2灯以上のLEDを装着することにより
HID以上の明るさを確保できるようにデザインされている車種が多くなってきています。
気持ちは完全に2灯式LEDへ交換する事に燃えてしまいましたが、デメリットとして新品もそうですが、中古相場が高い!
左右セットで平均5万円もします。
ですので、値段的にちょっと難しいかな…と感じます。
メリット…明るくなり、見た目もgood!
デメリット…価格が高い
HID55wキットへバージョンアップ
ヘッドライトを明るくするもう一つの方法は、純正の35wHIDから55wへバージョンするという方法です。
ワット数で約1.5倍になります。 もちろんこれが光量も1.5倍になるわけではありませんが、少なからず明るくなることは間違い無いでしょう。
ネットショッピングで探してみると色んなメーカーが55wキットを出していて、金額も様々です。
口コミや、商品のページに掲載されている情報などを調査し検討した結果「ユアーズ」というブランドの商品をチョイスしました。
商品の説明によると、色温度が6500ケルビンであるにもかかわらず、光量も1.3倍にアップするようです。
純正のHIDですと、若干オレンジ色に近いものとなっていますが、こちらの商品ですと青白く光るようになり、ファッション性も向上するということでした。
そして金額も、LEDユニットに交換するよりも半額くらいに金額も抑えることができます。
メリット…価格も抑えられ、明るくなる
デメリット…ライトを点灯させなければノーマルと見た目は変化なし
ユアーズ製HID55wハイワッテージキット
特に金額面を考慮し、ユアーズ製HID「ハイパー55wシステム」の商品を取り付けることにいたしました。
※ヘッドライトの取り外しに関しては以下の記事を参考になさってください
純正との比較
明るさや、色の違いを見るため、まず片方だけ取り付けて比較してみました。
画面左がユアーズのHIDになります。
純正と比較すると明らかに青白くなり、良い感じになりました。
さすが6500ケルビンですね! ぱっと見、純正ではないライトだなと感じるものへと変化しました。
まとめと感想
純正HIDが暗いと感じておられる方も多いと思いますが、手軽さでオススメするなら55wHIDキットです。
しかし、確かに明るくなり青白い光で見た目もよくなったのですが、残念ながら劇的に明るくなるというほどではありませんでした。
測定機器を使用して、光量を測ったわけではないのでなんとも言えませんが、感覚的にはLED2灯式(1台で計4灯)のヘッドライトの方が夜間の視認性は良いように感じました。
10年以上経過したHID搭載の車両にお乗りの方にはオススメできますが、劇的に明るくなることを希望される方は、LEDを検討された方が良いかもしれません。