- みなさんこんにちは
今回は、車高調にするかダウンサスにするか迷っている方のために
乗り心地や、取り付けの手間、工賃なども含め自分の車に取り付けて検証してみました。
特に、ダウンサス目線でのメリットデメリットを調査しました。
個人的には街乗りメインで、程よいローダウンが好みの方にはダウンサスがお勧めです!
とはいえ、純正サスのコンディション次第で費用がかさんだり、ダウン量が固定であるデメリットも存在しますので、特ご検討の上購入なさってください。
今回の記事がダウンサスを購入検討されている方の参考になれば幸いです。
商品のスペック比較
今回の乗り比べで使用した商品はどちらもTEINの商品を購入して検証しました。
今回比較した商品 | ||
種類 | 車高調(全長式) | ダウンサス |
商品 | TEIN FLEX Z | TEIN HIGH-TECH |
ダウン量 | F~-77mm R~-69mm | F-30mm R-30mm |
バネレート | F 4.0k R 4.0k | F 2.4k R3.0k |
価格 | ¥101,000 | ¥22,000 |
ダウンサス TEIN 【 HIGH-TECH 】
純正ショックアブソーバとの組み合わせを想定して作られ、快適な乗り心地重視の商品です。
価格は¥22,000と非常に安いです。
車高調 TEIN 【 FLEX Z 】
フルタップ式車高調で車高を下げてもストロークが確保でき、アッパーマウントは強化ゴムタイプで乗り心地も考慮された商品となっています。
価格は¥101,000と10万円越えですが、全長式の中では安い方だと言えます。
車高調と比較した価格の違い
ダウンサスの方が明らかに安く、自分で取り付けを行い単純に価格だけで比較するなら車高調よりもダウンサスにメリットがあります。
しかし、ダウンサスの場合、純正サスペンションを分解してバネを交換する手間が増えてしまいます。
工賃も含めて考える場合
ただし交換を工場に依頼する場合はその分の工賃が発生してしまいます。
ダウンサスも車高調も工賃の相場は2万円前後〜となります。
車高調はさらに細かい調整が必要な為、分解が必要なダウンサスよりも工賃は高い傾向にあります。
工賃を差し引いてもダウンサスの方が、価格面でメリットが大きいと言えます。
- ダウンサスの方が圧倒的に安い!
- 交換工賃は2万円〜
DIYで取り付ける手間
車高調&ダウンサス共にDIYで取り付けは可能ですが…
車高調の方が取り付けし易いですし、特殊な工具も必要ありません。
ダウンサスの場合はサスペンションを分解しスプリング交換する必要があるため、コイルスプリングコンプレッサーという特殊な工具が必要になります。
特殊といっても、スプリングを縮めるだけの簡単な工具で数千円からかえる安いものもありますので、DIYの敷居もそれほど高くありません。
下の画像は実際に自宅でスプリング交換したものです。
作業は2時間もあれば終わります。
ついでにフロントコイルスプリング インシュレータ(ダストブーツ)を交換することをお勧めします↓
モノタロウで車検証の情報を記入すれば、簡単にご自身の車に適合する部品を検索することができます。
部品を調達する場合、モノタロウがおすすめです。
私もよく利用するのですが、ホームページ下部にある「自動車部品検索から探す」をクリックすると車検証に記載されている「型式」「型式指定番号」「類別区分番号」の3つを入力しするだけで、自分の車にあうパーツを選択し購入することができます。
しかも、安価な社外パーツはもちろんのこと、純正部品も購入することができます。また地域にもよりますが2日以内には届くことがほとんどなので、是非利用を検討してみて下さい。
- ダウンサスの方が圧倒的に安い!
- 交換工賃は2万円〜
ダウンサスの欠点
ここまで、圧倒的に価格も安く、DIY交換の手間もそれほど車高調と変わりないダウンサスでしたが…
ダウンサスには、大きな欠点が存在します。
それはバネ以外は純正部品をそのまま使用することです。
純正ダンパーの使用はデメリットなのか?
純正ダンパー(ショックアブソーバー)は使用可能なコンディションでなければダウンサスの大きなメリットである費用が安く済む利点がなくなってしまう可能性があります。
特にショックアブソーバーにオイル漏れやにじみが生じているなら、新品部品に交換するか…
費用面だけで考えるなら、車高調にしたほうが良いでしょう!
純正アッパーマウントの使用はデメリットになり得る
この点は純正ダンパーの使用と同じく、アッパーマウントのゴムやベアリングのコンディションが良し悪しが、ダウンサスでのコストを左右する大きな要素となってしまいます。
私自身ダウンサスに交換した時がそうでしたが、ダストブーツがボロボロていたため交換したのですが、この部品に関しては合計で4000円くらいでしたのでそれほど大きな出費にはなりませんでしたが…
ベアリングにガタがあったり、マウント部分がスムーズに回転しないようなコンディションであれば、車種によっては数万円の費用がさらに上乗せされることになります。
- ダウンサスにする場合も、オイルのにじみや、ゴム部分のヘタリがないか十分にチェックした上で購入することをお勧めします。
- 特に新車から5年以上経過した車両は要チェックです。
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ダウン量が固定なのもデメリット
ダウンサスの場合、ダウン量は調整することができないため
ベタベタに車高を下げたい人
雪国など、時期によって車高を調整したい方にはお勧めできません。
そうのような方は車高調がお勧めです!
まとめ
ダウンサスのメリットデメリットをまとめてみましたがお役に立てたでしょうか?
個人的には街乗りメインで、程よいローダウンが好みの方にはダウンサスがお勧めです!
とはいえ、純正サスのコンディション次第で費用がかさんだり、ダウン量が固定であるデメリットも存在しますので、特ご検討の上購入なさってください。
今回の記事がダウンサスを購入検討されている方の参考になれば幸いです。