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    メンテナンス

    ワゴンR走行中の異音-原因は?解決方法についても解説します。

    みなさんこんにちは!

    今回は、スズキワゴンRの異音トラブルの症状と原因、解決策について解説していきます。

    この記事の内容

    ワゴンRの走行中の異音の原因

    • 異音:走行中のコトコト音
    • 原因:ショックアブソーバーのヘタリ
    • 解決策:アブソーバー交換(中古)

    症状発生状況

    症状としては、走行中に後ろの方から「コトコト」という何か部品のガタつきの様な音がするというものです。

    もちろんこれまでそのような音はしていませんでしたが、突然生じ始めました。

    異音の原因はショックアブソーバー!

    結論から申し上げますと、原因は左リヤのショックアブソーバーでした。

    症状としては以下の状況で異音が発生していました。

    発生状況
    • 低速、高速共に症状が現れる
    • 特に直進時に異音が発生
    • コーナリング時はあまり異音を感じない
    • 明らかに左後部からの音

    以上の状況から、左リヤの足回りを重点的にチェックしました。

    トラブルシューティング

    症状からしても、ショックアブソーバーが怪しいと思いましたが、交換してみないと分からないので…

    まずは他の原因となる要素を1つ1つ潰していく必要があります。

    他の要因としては、、、

    考えられる要因
    • ホイールの取り付け不良
    • ベアリングのガタつき
    • その他アーム類の不具合

    これらを点検しましたが、特に異常は見られませんでした。

    またショックアブソーバーの取り付け具合や、ラバーも相応の劣化はあるものの異常といえるものは目に見えて確認することはできませんでした。

    よって、ショックアブソーバー本体のヘタリが原因であると考え、程度のよさそうなショックアブソーバーをヤフオクで購入し、交換しました。

    今回使用した工具

    部品交換手順

    ステップ1:車両のジャッキアップ

    車両後部をジャッキアップし、リジッドラックを使用し安全に作業できるようにします。

    ステップ2:原因のショックアブソーバーを取り外す

    ホイールを外してから作業すると、スペースも広く楽にショックアブソーバーを交換できます。

    次に、17㎜のボルトを緩めて、取り外します(下の画像)

    この時、車載工具のパンタジャッキを使用し、ボルトが抜けやすいように少し支えてあげると、簡単にボルトを抜き差しすることが出来ます↓

    交換した部品の比較

    部品を取り外したので、中古で仕入れたものと比較してみます。

    取り外した異音がするものと、中古で購入したものを比較しましたが…

    見た目も、手で押したときの戻り具合も、大きな違いは感じませんでした。

    取り付けは、逆の手順で行います。

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    交換後の変化

    明らかにコトコトという異音は無くなっていました!

    今回はショックの戻りもあり、取り付け部のラバーも目立った劣化は見られませんでしたが明らかな症状の改善があり一安心です。

    もし皆さんの車にも同様の症状がみられるようであれば、ショックアブソーバを疑ってみることをお勧めいたします。

    最後までお付き合いいただきありがとうございました。