皆さん、こんにちは
今回は、乗用車のタイヤの選び方についてお話ししたいと思います。
車の消耗品の中でも、特に高い部類に入るタイヤですので、「買って後悔」なんてことにはなりたくないですよね?
どうすれば、タイヤ選びで失敗しないか自分でも考えてみました。
タイヤ選びの大切なポイントと、お得なタイヤの買い方について、これまでの経験と市場調査をまとめてみましたので、皆様の参考になれば幸いです。
2級自動車整備士として約20年に渡り、車に関わってきた者としての観点で情報をお伝えします。私自身まだまだ勉強すべき事が沢山ありますが、参考にしていただければ幸いです。
タイヤ選びのポイント
後悔しないタイヤを選ぶためには、自分の好みが一番大切だと個人的に考えております。
例えば、ハイブリッド車に乗っているからといって、エコタイヤじゃないといけないわけではありません。
山道を気持ちよく走りたい方は、運動性能の高いハイグリップタイヤを選んだっていいんです!
ドライバーによって静粛性を重要視しているのか?あるいは運動性能を重視するのか?など好みや用途によっても変わってきます。
自分がどういった方向性のタイヤが欲しいのか明確にしておきましょう!
好みで選ぶタイヤの3つの特性
- プレミアムタイヤ(静粛性が高い)
- ハイグリップタイヤ(運動性能が高い)
- エコタイヤ(燃費が良い)
プレミアムコンフォートタイヤ
プレミアムコンフォートタイヤの主な特徴 | |
コスパ | |
静粛性 | |
乗り心地 | |
ウェット性能 | |
ドライ性能 | |
耐摩耗性 | |
省燃費 |
プレミアムコンフォートタイヤは、プレミアムと言われるだけあって、お値段が高めです。
その分、静粛性に長けているので安いタイヤとは比べ物にならないくらい静かです。
メリット
- 静粛性が高い
- 運動性能、安全性のバランスが良い
デメリット
- 値段が高い
- 摩耗が早め
走行中の騒音は、主に道路とタイヤの接地によって生じるロードノイズ(走行音)と言われています。
プレミアムタイヤは、この騒音をできるだけ小さくする工夫が各メーカーで行われています。
静粛性を高めるための工夫
- タイヤのブロックパターンで騒音を吸収
- 消音、吸音する素材の使用
主に以下のタイヤが静粛性の高い、プレミアムタイヤです
BRIDGESTONE / REGNO
- REGNOは静かで快適な車内空間を追求した、ブリヂストンのプレミアムコンフォートタイヤ
- 静かなタイヤといえば昔からレグノと言えるほどのロングセラーとなっていて、値は張りますが静かさで選ぶなら間違いはないといえます
YOKOHAMA / ADVAN dB
- 横浜タイヤ史上、最も静かなタイヤを目指し開発
- 静粛性だけでなく、ウェット性能、燃費性能も追求
DUNLOP / VEURO VE304
- 静粛性、ウェット性能、耐ふらつき性能を追求したモデル
TOYO TIRE / PROXES C1S
- 静粛性を一番に追求しつつ、高速安定性の向上と、転がり抵抗低減による燃費性も改善
GOODYEAR / EAGLE LS Premium
- プレミアムセダンのポテンシャルを存分に引き出すことをコンセプトに開発
- 耐摩耗性も考慮されている
FALKEN / AZENIS FK510
- 静粛性もあるが、それよりも高速域での運動性能とウェットでの信頼性を高次元に両立を重視したモデル
エコタイヤ
エコタイヤは転がり抵抗を少なくし、省燃費性能を高めたタイヤです。
燃費を良くしたい方におすすめです。
エコタイヤの主な特徴 | |
コスパ | |
静粛性 | |
乗り心地 | |
ウェット性能 | |
ドライ性能 | |
耐摩耗性 | |
省燃費 |
メリット
- 燃費が良くなる
デメリット
- ロードノイズ、快適性が期待できない
- ウェット、ドライでの安定性もイマイチ
商品ラインナップ
BRIDGESTONE / ECOPIA ep001S
- 転がり抵抗 AAA
- ウェット性能 a
- 16inchi 15inchi
YOKOHAMA / BluEarth AE-01F
- 転がり抵抗 AAA
- ウェット性能 c
- 16inchi 15inchi 14inchi
DUNLOP / エナセーブ nextⅢ
- 転がり抵抗 AAA
- ウェット性能 a
- 2万キロまで性能が変わらないロングライフ
- 15inchi
TOYO TIRE / NANO ENERGY 3Plus
- 転がり抵抗 A
- ウェット性能 b
- 13~20inchi
GOODYEAR / EfficientGrip Comfort
- 転がり抵抗 AA
- ウェット性能 b
- 20~14inchi
FALKEN / SINCERA SN832
- 転がり抵抗 A
- ウェット性能 b
- 16~12inchi
スポーツタイヤ
エコタイヤの主な特徴 | |
コスパ | |
静粛性 | |
乗り心地 | |
ウェット性能 | |
ドライ性能 | |
耐摩耗性 | |
省燃費 |
メリット
- グリップ力が高い
- 安全性高い
デメリット
- 価格が高い
- 快適性は期待できない
- 摩耗も早め
商品ラインナップ
BRIDGESTONE / POTENZA S007A
- ドライ、ウェット共に高い性能
- ブロック配列を最適化することで、パタンノイズを抑制
YOKOHAMA /ADVAN Sport V105
- ドライ、ウェット共に高いポテンシャル
- スポーツタイヤでありながら静粛性、快適性も求めたモデル
DUNLOP / DIREZZA DZ102
- ドライ&ウェット性能に加え耐摩耗、静粛性も改善された公道スポーツモデル
TOYO TIRE / PROXES SPORT
- ドライ性能も高いがそれ以上にウエット性能を重視したモデル
GOODYEAR / EAGLE F1 SPORT
- エントリースポーツモデル
FALKEN / ZIEX ZE914F
- スポーティー&コンフォート
- ウェット性能重視のタイヤ
まとめ
好みで選ぶタイヤの3つのタイプについてまとめてみました。
- プレミアムタイヤ(静粛性が高い)
- ハイグリップタイヤ(運動性能が高い)
- エコタイヤ(燃費が良い)
皆様のタイヤ選びにおける、助けになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。