今回はRC1 スバルR2の鈑金塗装の様子をご紹介したいと思います。
プロの仕上がりには勝てませんが、DIYでも十分満足できるクォリティーに仕上げることができると思います。※鈑金塗装に関しては当方完全に素人です。
そしてDIYで塗装をするメリットは何しろ費用を安く抑えることができるところにあると思います。
それなりに作業スペースが必要だったり環境が求められますが、参考にしていただければと思います。
補修箇所
補修する箇所は、フロントバンパーの左右、左右のフェンダーになります。
バンパーは下地まで出ていますし、フェンダーも下地まで削れ錆びていたり曲がりも少しですがあります。
DIYで塗装する場合は、バンパーを完全に外してしまって塗装した方が作業しやすいですし、養生する手間も省くことができるのでお勧めです!
下処理
バンパーとフェンダーを外します、この時にバンパーにグリルが付いていたりフォグランプが付いていたりしますので、すべて外しておきましょう。
⚫︎ バンパーの補修をする場合は、#80くらいの紙ヤスリでキズが目立たなくなるくらいまで均していきます。 下記画像参照
パテ盛り、整形
やすりで削ったところにパテを盛っていきます。
パテはヤフーで買ったもので、乾燥の速さ、削りやすさ、肉痩の少なさの点でもとても扱いやすかったです(ソーラー社 自動車補修用パテ 極み 180)
パテ
⚫︎ パテが乾燥したら、空研ぎ用のペーパーで削っていきます。私の場合は#240→#320といった具合にやすりを細かくしていきます。
⚫︎ #240でパテを削り、#320でサフェーサーの部分の足付けをしていきます。
パテを削る時は、水研ぎではなく空研ぎすることをお勧めします。パテは水分を吸収してしまいますので、塗装後のトラブルが起きやすくなってしまいます。
サフェーサー
⚫︎ 手でなでて、段差がなくなるまで削り終えたらサフェーサーを吹き付けます。 サフェーサーはホームセンターに売っているもので大丈夫です。
⚫︎ サフェーサーは#400→#500と順番に水研ぎしていきます。
⚫︎#500で水研ぎするのはサフェーサーの範囲までで、ベース塗料を吹き付けるだけのエリアは#800で足付けしクリヤーのみ塗装する部分は#1000で足付けします。
塗装
⚫︎ベースカラーとクリヤーはスプレーガンを使用して塗装しました。 スプレーガンはアネスト岩田W101kiwamiです。
⚫︎関西ペイント推奨モデルで、調合、塗り方などホームページに記載してあり分かりやすいのでお勧めです。
⚫︎ DIYで塗装するとき、いきなり本番塗装するのではなく、捨ててもよい表面が滑らかな板などに練習してから、本番の塗装を行うようにしましょう。
⚫︎はじめのうちは失敗したりすると思いますが、こつをつかめばスプレーガンを使用するならかなりきれいに塗装することが出来ます。
ベースカラー
⚫︎ ベースカラーは艶を出すような塗り方ではなく、塗装がザラつかない程度にマットな状態になるように塗っていきます。
⚫︎ 気温にもよりますが、ベースカラーを塗装後、15分ほどしてからクリヤー塗装に入ります。
クリヤーまでの時間を空けすぎると、密着が弱くなるので、程よいインターバルでクリヤー塗装に移行します
クリヤー塗装
⚫︎クリヤーは3回に分けて塗っていきます。
① 吹き捨て (半艶くらいになるように塗っていき、油分の付着によるハジキがないか確認します)
② 10分ほど時間をあけ、しっかり艶が出るように塗っていきます。
③ さらに15分ほど時間をあけ、塗料が垂れる寸前くらいまで艶を出しながら塗って完了です。
完成
乾燥が終わったら外したものを組んでいき、完成です。
まあまあいい具合に仕上がりました!
DIYで塗装することも十分可能ですので、皆さんも簡単なキズからチャレンジしていってください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。